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メンタルケア心理士の試験概要

毎日の仕事にストレスを抱えている人が多い時代ですが、それに伴い、鬱といった精神疾患に罹ってしまう人が、なんと三人に一人の時代です。そんな時代の中、いま注目されている職業が、メンタルケア心理士です。
メンタルケア心理士は、精神の健康を維持し、心の負担を軽くして、うつ病などの発症を防ぐ役割を持つ職業です。
さらに、身体疾患の原因としてもストレスがきっかけとなることも多く、また身体疾患から精神疾患を患うことも珍しくないため、身体疾患についてもしっかりと知識がある、専門の職業です。
医療現場はもちろん、教育、仕事などさまざまな環境で必要とされる仕事ですそのため、さまざまな状況を体験し、自ら又は他者に支えられ克服して行く過程において、“カウンセリング”という“相談援助知識”が必要となる、難易度の高い専門職となります。
そんなメンタルケア心理士の試験の概要を詳しくご紹介していきます。

 

メンタルケア心理士の試験概要

メンタルケア心理士の試験はまず、年に4回行われます。春夏秋冬の、季節ごとに行われ、7月、9月、12月、3月に行われています。

 

メンタルケア心理士を受験される方は、願書の準備をおよそ、1〜2ヶ月前からしておく必要があります。
受験料は7700円になります。
試験は記号選択の筆記試験と文章の作成があります。
試験は自宅で受験できます。
受験資格としては、4つの方法があり、一つクリアしておくことが必要です。

 

4つの方法とは、

  1. 認定されたメンタルケア心理士講座を修了していること
  2. 認定心理士の資格を保有していること
  3. 産業カウンセラー初級の資格を保有していること
  4. 文部科学省が定める4年制大学の心理学部及び学科を卒業していること

となります。
このいずれか一つをクリアしていれば、メンタルケア心理士の試験を受けることができます。

 

メンタルケア心理士試験で出題される内容は?

では、メンタルケア心理士の試験で出題される試験の内容をご紹介します。

 

まず、精神解剖生理学の分野から、生化学に関する基礎知識として、染色体と遺伝子、タンパク質、酵素、脂肪、炭水化物などが出題されます。

 

解剖生理学に関する基礎知識としては、人体の組織の骨格、筋肉、人体の器官の消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、感覚器系、内分泌系、神経系について出題されます。

 

薬についての基礎知識としては、薬理学について出題されます。
精神医科学の分野からは、精神障害に関する基礎知識として、精神病の中の統合失調症、妄想性障害、気分障害の中のうつ病性障害、双極性障害、神経症の中の不安障害、パニック発作、広場恐怖、パニック障害などが出題されます。

 

社会恐怖、強迫性障害、PTSDについて出題されます。

 

身体疾患と精神症状に関する基礎知識として、腎不全、肝炎、脳卒中、パーキンソン病、認知症、糖尿病クッシング症候群、更年期障害、甲状腺機能低下症、癌 ステロイド、梅毒などについて出題されます。

 

薬剤に関する基礎知識として、抗うつ薬やSSRI、抗不安薬、抗精神薬、抗精神薬・睡眠薬などについて出題されます。

 

カウンセリング基本技法として、カウンセリングの目的や、カウンセラーの存在、職域におけるカウンセリングについて出題されます。

 

カウンセリングに関わる倫理、インテーク面接、共感的理解、転移、適応機制 カタルシス、心理アセスメントなどについても出題されます。

 

カウンセリングと医療の関係として、チーム医療、地域精神医療、ケースカンファレンスについても試験に出されます。心理療法基本として、来談者中心療法、指示的カウンセリングが出題されます。

 

かなり複雑ですが、過去問をしっかりと復讐して、各分野について学ぶ必要があります。